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2つのオブジェクトの背面に2分割の背景を作成

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概要

  • 2つのオブジェクト(テキスト、パス、グループなど)を選択して実行すると、背面に2色の背景を作成します。
  • 左右に分けるか上下に分けるかは、2つの位置関係から自動で判別します(すき間の大きいほう。同じなら左右)。
  • 大きさや分割位置はダイアログで指定し、プレビューを見ながら調整して[OK]で確定します。

2つのオブジェクトの背景を作成ダイアログの外観

主な機能

  • 背景の大きさ:左右分割では高さを、上下分割では幅を、2つのオブジェクトを囲む範囲に対する倍率(%)で指定します(初期値は200%)。もう一方の向きは、すき間と同じ余白ぶんオブジェクトの外側へ伸びます。
  • 分割位置:2つのオブジェクトのすき間で分けます。中央で分けるか、片側の幅を固定するかを[バランス]で選べます。
  • 描く要素:左右(上下)それぞれの塗り、全体の枠、区切り線を組み合わせられます。塗りは左(上)が明るいグレー(RGB 220)、右(下)が濃いグレー(RGB 128)、枠と区切り線は K100 です。色はスクリプト冒頭のユーザー設定で変えられます。
  • 角丸:塗りは外側の2つの角だけを丸め、全体の枠には「角を丸くする」効果を適用します。
  • 正確な計測:テキストはアウトライン化した複製で測るので、サイドベアリングで背景がずれません(複製はすぐに削除します)。クリップグループはマスクの範囲を基準にします。
  • 配置:背景は2つのオブジェクトのうち背面側のレイヤーに作ります。塗りはレイヤーの最背面、全体の枠と区切り線はその前面に置きます。

使い方

  1. 背景を付けたい2つのオブジェクトを選択する
  2. スクリプトを実行する
  3. プレビューを見ながら値を調整し、[OK]をクリックする

オプション

  • [高さ](上下分割では[幅]):背景の大きさ(%)
  • [描画]:[塗り(左)][塗り(右)](上下分割では[塗り(上)][塗り(下)])、[全体の枠]、[区切り線]
  • [オプション]:[線幅]は全体の枠と区切り線の太さ(環境設定の線の単位)、[角丸]は角の半径(定規の単位。0で角のまま)。使わない項目は薄く表示されます
  • [バランス]:[なし]はすき間の中央で分けます。[左][右](上下分割では[上][下])は、選んだ側の余白を[幅]で固定し、残りを反対側に回します。[幅]の上限はすき間の大きさで、スライダーでも指定できます(option を押しながらドラッグすると整数)
  • 数値の入力欄では、ステップボタン(∧∨)と↑↓キーで次の整数へ(1.5→2)、shift+で次の10の倍数へ、option+で±0.1 ずつ増減できます
  • ダイアログの値は、Illustrator を終了するまで次の実行に引き継がれます

注意点

  • オブジェクトをちょうど2つ選択しているときだけ実行できます。文字ツールで文字を選択しているときは実行できません。
  • プレビューは専用のレイヤー(__SplitBackgroundForTwo__PreviewLayer__)に描き、ダイアログを閉じると削除します。キャンセルすると選択も元に戻ります。
  • プレビューの描画は取り消し(⌘Z)の履歴に残ります。キャンセル後に取り消すと、プレビューが一時的に戻ることがあります。
  • [OK]で確定すると、元の2つのオブジェクトはレイヤー内の最前面に移動します(全体の枠・区切り線より前面にするため)。
  • 線幅・角丸が不正な値のまま[OK]を押すと、その欄に戻ります(使っていない欄は問いません)。

紹介記事

更新履歴

  • v1.0 (20260124) : 初期バージョン
  • v1.1 (20260126) : [バランス](なし/左/右)と[幅]指定による左右背景の比率調整に対応。[幅]はオブジェクト間ギャップを最大値として自動計算し、スライダー/数値入力/矢印キー操作に対応
  • v2.0 (20260126) : [方向](左右/上下)に対応。上下配置時は背景を上下2分割で作成し、バランス(なし/上/下)と幅でギャップ内の分割位置を調整可能。
  • v2.1 (20260126) : 選択オブジェクトの位置関係から左右/上下を自動判別し、ダイアログの[方向]UIを省略。
  • v2.2 (20260126) : #targetengine を追加し、Illustrator再起動までは前回閉じたダイアログ値を復元。
  • v2.3 (20260126) : PreviewHistory によるプレビュー一括Undoを追加(プレビューでヒストリーを汚さない)。
  • v2.4 (20260126) : [OK]時にプレビューUndo後も必ず最終描画を行い、直前の見た目で確定するよう修正。
  • v2.5 (20260126) : [OK]時にプレビュー削除で last 値が初期化される不具合を修正(角丸等が反映されない問題)。
  • v2.6 (20260126) : PreviewHistory.undo() 後に一時アウトライン生成物が復活するケースを除去(TEMPマーカーを即掃除)。
  • v2.7 (20260228) : プレビュー更新時に直前のプレビューを1回Undoして差し替える方式に変更し、[OK]時に図形や線が二重に生成される問題を修正。
  • v2.8 (20260228) : プレビューのロールバックをUndo依存から、プレビュー印(PREVIEW_NOTE)付きオブジェクトの直接削除方式に変更し、線幅プレビューが更新されない/線がダブる問題を修正。
  • v2.9 (20260228) : プレビュー専用レイヤーに描画してレイヤー単位で掃除する方式に変更し、プレビュー残骸やダブりをさらに抑止。
  • v2.9.2 (20260922) : [OK]でダイアログの値ではなく直前のプレビューの値で描いていた不具合を修正(線幅・角丸を空欄にしたときなどに設定が反映されなかった)。[プレビュー]のチェックボックスを廃止し、常にプレビューするよう変更。線幅・角丸が不正なまま[OK]を押すと、その欄に戻るよう変更。線幅の単位が in・cm のとき初期値が 0 になり、プレビューが出ない不具合を修正。キャンセルしても元のオブジェクトが最前面に移動し選択が外れる、オブジェクトのあるレイヤーの印刷・テンプレート設定が書き換わる不具合を修正。空白だけのテキストを選ぶとエラーになる、文字の編集中に2文字を選んで実行すると原点に図形ができる不具合を修正。サブレイヤー上のオブジェクトでプレビューレイヤーが増え続ける不具合を修正。クリップグループはマスクの範囲を基準にするよう変更。[幅]に小数点を打てない不具合を修正。数値の丸めを単位の大きさに合わせ(pt は小数1桁、mm は2桁、in・cm などは3桁)、前回値を pt で保持して単位を変えてもずれないよう変更。上下分割のときの[バランス]のツールチップを上・下の説明に変更。オブジェクトの計測をダイアログを開くときの1回にまとめ、プレビューを高速化。内部処理を整理
  • v2.10.0 (20260927) : 数値欄にステップボタン(∧∨)を追加。↑↓キーもステップボタンと同じ処理で増減するように変更(次の整数へ、shift+で次の10の倍数へ)